ボヘミアン・ラヴソディ
映画「ボヘミアン・ラヴソディ」が公開中である。
伝説のロックバンド「クイーン」とリーダーであるフレディ・マーキュリーをめぐる物語。
クイーンは伝説のバンドなんですね。いまや。
1975年の日本公演に行きそびれた自分にとっては、やはり今でも伝説のバンドなのかもしれない。
あの当時なぜ行きそびれたかというと、名古屋公演のスケジュールが身内のイベントと重なっていたためと、それでも行こうとした東京公演を親や教師に止められたから、と記憶している。
後で、中学の同級生から、名古屋公演の様子を伝え聞いた記憶がある。
ブライアンメイがやたらと、ピック・スクラッチ奏法をしていたとか。
クイーンをめぐる記憶は少し考えだすとドンドン出てくる。
ファーストアルバムのこと、ジョン・ディーコンの名前が、最初はディーコン・ジョンだと間違って報道されていたこと、ブライアンメイの自作ギターは100年前の暖炉の木からつくられたことなど。
特にボヘミアンラブソディについての思い出はこうだ、
名古屋のあるイベントでクイーンの最新ライブ映像を上映すると聞いた(多分ラジオで)。友達数人とでかけてみたが、当日の会場のアナウンスで肝心のライブ映像は所在不明であるという。代わりに、ボヘミアンラブソディのミュージックビデオを延々と見せられて終わり。当のビデオはいまでもYouTubeで見ることができるが、期待外れもいいところで、うなだれて帰った記憶がある。
私たちはライブ映像を見たかったのに、プロモーション用のビデオを見せられて、かなしかったのだ。
こども相手に馬鹿にするにもほどがあると、思い至ったのはつい最近のことだけれど。
ボヘミアンラヴソディ、評判がよろしいようなので、見てきます。
クルマ、高齢者
高齢者の自動車運転
母親が今年80歳になった。
一人暮らしだが、頻繁にクルマで移動する。
実家に帰るたび、自動車の運転は控えるように釘をさしているのだが
免許は返納していないし、先日などは、車クルマを買い替える話まで飛び出した。
どうやらディーラーの話につられて、一旦その気になったようだが、その後思い直してくれたようで、安堵。
1 母親がクルマにのる理由
母親がクルマを使う理由は「買い物」、「交友」、「医者通い」、この3点である。
買い物は近くのスーパーまで(車で7~8分)週に何回か行く
週一で、食材の宅配を利用しているので、それ以外の買い物のためだ。
医者通いは薬が切れたタイミングで行くので、それほど頻繁ではなさそうだ
厄介なのは交友だ
友人同士の集まりや、食事会があれば出かけていくが、友人を同乗させて向かう。
ここで重要なことは、母親はクルマを出さざるを得ない状況にあるということ
ほかの年配者はクルマをもっていないらしい
あるいはもっているのかもしれないが、出したくないのだろう、貧乏くじを引きたくない心理が働いて、結局気のいいメンバーが毎度毎度クルマを出してくれるのを当たり前だと思って、クルマの乗り込んでくるわけだ。
つまり、母親は他人の足代わりにされているということ。
いつも、そうなのか、という点は不明である。たまには逆の場合もあるだろう。
中には、変に自尊心の強い年寄りもいて、自分のクルマに乗らないことを逆に侮辱的だと取る人もいるそうである。こっちはタクシーで行こうとしているのに、無理やり年寄りが運転するクルマに乗せられるケースもあるということだ。
どっちにしろ、年寄りが運転するのだから、危険が高いことは同じだ。
2 乗らずに済む代替手段
代替手段としてはタクシーがあげられる。
ただし、病院までの往復や、買い物には往復で2,000円程度の出費がある。
これは、年金暮らしには痛い。
病院はしょうがないとしても、買い物は別手段で済ませたい。
すると、宅配サービスが候補に上がってくる。
いまは、大手のスーパーであれば、宅配サービスを展開しているチェーンが多い。
母親の実家近くだと、イオンやアピタがある。
ちなみにイオンのHPで確認すると
もちろん登録は必要だが、手続きは簡単そうである。
パソコンもいるけど、扱いは慣れてるし、簡単だ。
必要な買い物はこれでいけるかもしれない。
3 乗せずに済み方法
一番簡単なのは、思い切って免許を返納させること。
いくらなんでも、無免許運転のクルマに乗り込むことはないとおもうが、どうだろう。
そもそも、免許を返納すればクルマを維持する必要もないわけだから、当然クルマは処分することになる。
そうなればクルマを出して私たちを乗せて頂戴とは、誰も言わない、だろう。
マルクス生誕200年
資本論を読む
マルクス生誕200年だそうである
このことは、最近知った
で、いまマルクスを読んでいる。
時系列で言うと、
→マルクスを読みだした
→関連書籍を読んだ
→生誕200年のことを知った
が正しい。
で、なぜマルクスを読み返すようになったかというと、たまたま内田樹さんの動画を見ていて、以下の事項を順番に思い返したからだと思う
→内田樹の動画
→悲しき熱帯
→ブリュメール18日
ルイ・ボナパルトのブリュメール18日―初版 (平凡社ライブラリー)
- 作者: カールマルクス,Karl Marx,植村邦彦
- 出版社/メーカー: 平凡社
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実家の書棚には「悲しき熱帯」と「ブリュメール18日」「 資本論(岩波文庫)」1~3までがそろっており
経済学批判なんかもある。
で、内田樹さんのいくつかの著作の中で、レヴィ=ストロースとマルクス関係が触れられているわけだ。
マルクスを読むと頭がよくなる
ざっくりいうとそういうことだ。
頭がよくなりたい。
合わせて、的場昭弘氏の著作も用意した。
なかなか、簡単には先に進めそうもない気がしてきた。
しかし、的場氏の著作を読んでみて、なるほど自分のような無教養な男には資本論をそのまま読んでみたところで、わかるわけないわと、納得してしまった。
キリスト教的素養がないとわからないわけですね。
世界史のことも勉強していないとだめ。
確かに、キリスト教はさっぱりです。
世界史もダメ。高校の世界史レベル(大学入試では日本史選択ですし)。
一応、大学では経済学部でしたので、経済原論Bという必須科目があり、そこでマルクス経済学は勉強した。剰余価値説や労働日などの基礎は教わっていたはず。非常にクリアに頭の中に入ってきたという印象がある。
ただ、翻って自分の頭でもう一度読んでみるという作業はしてなかった気がする。
今の時代、kindleもあるし、iPhoneの自動読み上げ機能なんかも装備されているので、満員電車の中でも読める。
しばらく、資本論読んでみたいと思う。