ボヘミアン・ラヴソディ
映画「ボヘミアン・ラヴソディ」が公開中である。
伝説のロックバンド「クイーン」とリーダーであるフレディ・マーキュリーをめぐる物語。
クイーンは伝説のバンドなんですね。いまや。
1975年の日本公演に行きそびれた自分にとっては、やはり今でも伝説のバンドなのかもしれない。
あの当時なぜ行きそびれたかというと、名古屋公演のスケジュールが身内のイベントと重なっていたためと、それでも行こうとした東京公演を親や教師に止められたから、と記憶している。
後で、中学の同級生から、名古屋公演の様子を伝え聞いた記憶がある。
ブライアンメイがやたらと、ピック・スクラッチ奏法をしていたとか。
クイーンをめぐる記憶は少し考えだすとドンドン出てくる。
ファーストアルバムのこと、ジョン・ディーコンの名前が、最初はディーコン・ジョンだと間違って報道されていたこと、ブライアンメイの自作ギターは100年前の暖炉の木からつくられたことなど。
特にボヘミアンラブソディについての思い出はこうだ、
名古屋のあるイベントでクイーンの最新ライブ映像を上映すると聞いた(多分ラジオで)。友達数人とでかけてみたが、当日の会場のアナウンスで肝心のライブ映像は所在不明であるという。代わりに、ボヘミアンラブソディのミュージックビデオを延々と見せられて終わり。当のビデオはいまでもYouTubeで見ることができるが、期待外れもいいところで、うなだれて帰った記憶がある。
私たちはライブ映像を見たかったのに、プロモーション用のビデオを見せられて、かなしかったのだ。
こども相手に馬鹿にするにもほどがあると、思い至ったのはつい最近のことだけれど。
ボヘミアンラヴソディ、評判がよろしいようなので、見てきます。